(※繰り下げの気持ちは最初から1ミリもナシ)

先月、年金事務所へ行き、特別支給の老齢厚生年金の手続きをしてきました。
現在63歳の私は、65歳になるまでこの特別支給の老齢厚生年金を受け取る予定です。
何も手続きをしなければ、65歳から本来の年金支給が始まります。
……が、家に帰ってから、ふと不安がよぎりました。
「この金額で、65歳まで本当に足りるの?」
調べれば調べるほど、わからなくなる年金の話
そこから、年金の繰上げ受給について調べたのですが、
出てくる情報は真逆の意見ばかり。
- 繰上げは損
- 絶対にやめたほうがいい
- いや、元気なうちにもらうのが正解
……もう、調べれば調べるほど頭が混乱してしまい、
気づけば「もう繰上げちゃおうかな」という気持ちになっていました。
正直に言うと、国や年金事務所の空気としては、
繰上げはあまり歓迎されていないようにも感じました。
「支給額が減りますよ」とは言われますが、
「元気なうちに使えるほうが有意義」という意見が、私には一番刺さったんです。
もう一度、年金事務所へ。数字をはっきりさせたかった
そこで、もう一度年金事務所へ行くことにしました。
繰上げは1か月早めるごとに0.4%ずつ減額されると聞いていましたが、
「実際いくら減るのか」を具体的な数字で知りたかったのと、前回の人と別な人の意見も聞きたかったからです。
実はこの時点で、気持ちはほぼ「繰上げ」に固まっていて、
手続きだけするつもりで向かいました。予約の際にもそう伝えてありました。
年金事務所で出してもらったのは、
- 65歳から受給した場合
- 63歳から繰上げた場合
- 64歳から繰上げた場合
つまり、1年ごとの数値を出してもらいました。 金額を見比べた結果――
私は、繰上げをやめることにしました。
理由はシンプルです。
思っていた以上に、減額が大きかったから。
繰上げをやめた最大の理由は「障害年金」
そして、もう一つ、決定打になったのがこれです。
繰上げ受給をした後に一定の障害状態になっても、
原則として障害年金を請求できなくなる
一度繰上げの手続きをすると、もう元には戻れません。
障害年金を受ける可能性があるかどうかは分かりません。
でも、もし万が一、障害年金が必要な状況になったとき、
繰上げしていたら対象外になる――。
年金事務所のFPの方から、
「たとえば脳梗塞で倒れて、半身が動かなくなった場合…」
という具体例を聞いたとき、正直ゾッとしました。
私は脳疾患で手術を経験しています。
だからこそ、この話は他人事ではありませんでした。
しかも、障害年金は非課税。
万が一受給する場合、金額も通常の年金より多くなるそうです。
もちろん、そんな事態にならないのが一番ですが、
「その可能性を自分で消してしまうのは怖い」
そう強く感じました。
悩むなら、今は動かないという選択
私がまだ迷っている様子を見て、FPの方が言いました。
「悩んでいるなら、支給は先延ばしにした方がいいですよ」
その言葉に背中を押され、
今は65歳支給のままにしておき、必要になったらその時に手続きする
という結論を出しました。
しばらく頭の隅でもやもやしていた年金の悩みが、
ようやく一つ、スッと片付きました。
余談ですが…年金額は月額で見せてほしい
最後に、ちょっとした本音をひとつ。
年金の支給額、
年間額ではなく月額で表示してほしいです。
数字だけ見ると多く感じますが、(わざとなの?)
結局は12で割らないと生活の実感が湧きません。
ちなみに私は、2回目の年金事務所訪問では
電卓持参で行きました(笑) 付箋とノートも持って、意気込みはわかってもらえたと思います!