【京都老舗】よーじやブランドロゴ刷新の全貌!Suicaのペンギン生みの親・坂崎千春さんデザインの新キャラクター「よじこ」とは

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京都を代表する老舗化粧品ブランド「よーじや」が、長年親しまれてきたブランドロゴを変更し、新たなキャラクター「よじこ」を誕生させました。特筆すべきは、この新キャラクターが「Suicaのペンギン」や「チーバくん」など数々の人気キャラクターを生み出した人気イラストレーター・坂崎千春さんの手によるものだという点です。この変更は、多くのファンに驚きと様々な反応をもたらしています。私自身も以前のデザインの方が京都らしさを感じていた一人ですが、このブログでは新旧デザインの特徴や変更の背景、そして「よじこ」の魅力について詳しく解説していきます。

「おみやげの店」から「おなじみの店」へ
あぶらとり紙の表紙「よじこ」をコーポレートキャラクターに

よーじやグループは、「みんなが喜ぶ京都にする」をコーポレートスローガンに、リブランディングを実施します。リブランディングに伴い、1965年にあぶらとり紙の表紙として誕生し国内外問わず多くのお客様に親しまれてきたロゴマークを60年ぶりに刷新いたします。
このたび、より親しみをもっていただきたいという思いを込めて、「よじこ」がコーポレートキャラクターとして誕生いたします。あぶらとり紙の表紙である手鏡に映る京美人のデザインをベースに、Suicaのペンギンなどで知られる人気イラストレーター【坂崎 千春】氏が制作。

よーじや HPより

よーじやの歴史とブランドロゴ変更の背景

よーじやは1904年(明治37年)に創業した京都を代表する老舗化粧品ブランドです。あぶらとり紙や白粉などの伝統的な日本の美容アイテムを現代に伝える存在として、国内外で高い評価を得てきました。

今回のブランドロゴ変更は、ブランドのさらなる成長と新しい顧客層へのアピールを目的としています。伝統を大切にしながらも、時代の変化に対応し、より広い層の消費者、特に若い世代や海外からの観光客にもアピールしたいという意図があります。

伝統的なロゴの特徴と意義

従来のよーじやのロゴは、手鏡に映る女性の横顔が特徴的でした。このデザインは、京都の伝統美と女性の美しさを象徴するものとして、多くの人々に愛されてきました。特に京都を訪れる観光客にとっては、この独特のロゴが描かれた商品は、京都旅行の思い出として特別な意味を持つものでした。

お土産の定番でしたよね。お店の紙袋を見ると京都に来たーという実感がわいたものです。

新ロゴデザインの特徴と「よじこ」の誕生

新しいロゴは、従来のデザインの本質を維持しつつ、より現代的で洗練された印象に仕上げられています。手鏡に映る女性のシルエットはそのままに、線の太さや全体のバランスが調整され、よりシンプルでクリーンなデザインになりました。

坂崎千春さんデザインの「よじこ」について

ロゴ変更と同時に発表された新キャラクター「よじこ」は、よーじやの新たなブランドイメージを体現する存在として誕生しました。この「よじこ」のデザインを手掛けたのが、JR東日本の「Suicaのペンギン」や千葉県の「チーバくん」など、国民的人気を誇る多くのキャラクターを生み出してきた坂崎千春さんです。

旧デザインの特徴的な切長の目と横分けの前髪は残しつつ、「古風なおすまし京美人」から「現代の京都に暮らす元気な女の子」を表現したそうです。

今回のよーじやとのコラボレーションでは、坂崎さんの特徴である

  • シンプルながらも強い印象を残すデザイン
  • 伝統と現代性のバランスを取った表現
  • 幅広い年齢層に愛される普遍的な可愛らしさ
  • 京都の伝統美を現代的に解釈する感性

これらの要素が「よじこ」というキャラクターに集約されています。「よじこ」は、よーじやの伝統的なイメージである「手鏡に映る女性」をモチーフにしながらも、より親しみやすくポップなデザインに仕上げられました。

「よじこ」の特徴は以下の通りです:

  • よーじやの伝統的な美意識を現代風にアレンジ
  • 若い世代にも親しみやすいデザイン
  • SNSなどのデジタルコミュニケーションでの活用を想定
  • 京都の伝統文化を体現しながらも、グローバルな魅力を持つキャラクター性

このキャラクター導入は、ブランドの世界観をより親しみやすく伝え、新たな顧客層の開拓を目指す戦略的な一手と言えるでしょう。

伝統と革新のバランス – 個人的な感想

正直なところ、私は以前のデザインの方が京都らしさを感じていました。古き良き京都の雰囲気や、日本の伝統美を感じさせる旧ロゴには独特の魅力がありました。新しいデザインも洗練されていて素晴らしいのですが、少し都会的な印象になり、京都の独特の風情が薄れたような気がします。

しかし、坂崎千春さんという日本を代表するキャラクターデザイナーが手がけたことで、よーじやの新たな魅力が生まれたことも事実です。坂崎さんのデザインは、常に「長く愛される」という特性を持っており、一過性のトレンドに流されないデザインは、老舗ブランドであるよーじやの価値観とも共鳴するものがあります。

まとめと今後の展望

よーじやのブランドロゴ変更と坂崎千春さんデザインの「よじこ」誕生は、京都の伝統文化が現代においてどのように生き続けるかという大きなテーマを私たちに投げかけています。伝統を守ることと革新することは、一見相反するようでいて、実は両方が必要なプロセスなのかもしれません。

坂崎さんがデザインした「よじこ」は、Suicaのペンギンやチーバくんのように、多くの人々に愛されるキャラクターになる可能性を秘めています。それによって、よーじやというブランドが新たな層にも認知され、京都の伝統美が広く伝わることは、文化的にも意義があることでしょう。

確かに、旧デザインの方が京都らしさを感じるという意見もありますが、よーじやが100年以上の歴史の中で培ってきた「京都の美」という本質は、ロゴデザインが変わっても変わらないものです。

今後、よーじやがこの新しいブランドイメージとともにどのような展開を見せるのか、京都の老舗ブランドと日本を代表するキャラクターデザイナー・坂崎千春さんのコラボレーションがもたらす化学反応に注目していきたいと思います。

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