何だか急に歳取った気がする。。。
年齢を重ねることで女性の体には様々な変化が訪れます。特に60代は、更年期を経て新たな健康課題に直面する時期です。しかし、正しい知識と適切な対策があれば、健やかに充実した日々を過ごすことができます。今回は、60代女性が特に注意したい健康トラブルとその対策について詳しくご紹介します。
骨粗しょう症:静かに進行する骨の病気
骨粗しょう症は、女性ホルモン「エストロゲン」の減少によって骨密度が低下し、骨がもろくなる病気です。特に閉経後の女性は発症リスクが高まります。
3センチほど低いはずの妹と歩いたとき、「あれ、背が低くなった?」と言われてドキッとしました。背筋伸ばして、「そ、そう?」とごまかしたけど、いつの間にか骨折ってやつですか???
症状と危険性
骨粗しょう症の怖いところは、初期には自覚症状がほとんどないことです。気づいたときには骨折しやすい状態になっていることも少なくありません。特に手首、背骨、太ももの付け根の骨折が多く、一度骨折すると日常生活に大きな支障をきたします。ちなみに私は整形外科に行き、いつの間にか骨折ではないとの診断でひとまずホッとしました。姿勢も悪いと老けるから気をつけないと!
効果的な予防法
カルシウムとビタミンDの摂取
骨の健康維持には、カルシウムとビタミンDが欠かせません。乳製品、小魚、大豆製品などのカルシウムを多く含む食品を意識的に摂りましょう。また、ビタミンDは日光浴によっても体内で生成されますので、適度な日光浴も大切です。
骨が弱くなっていることで、骨折のリスクが高まっています。若い頃は転んでも何てことなかったけど、今となっては本当に危険です。
これからの時期はUV対策もしっかりとって行きましょう。
適度な運動習慣
骨に適度な負荷をかける運動は、骨密度の維持・向上に効果的です。ウォーキングや軽い筋トレなど、無理のない範囲で継続できる運動を習慣にしましょう。
定期的な骨密度検査
60代からは定期的に骨密度検査を受けることをおすすめします。早期発見できれば、生活習慣の改善や必要に応じた薬物療法で進行を抑えることができます。
私は、整形外科で骨密度検査受けたら、思ってたのよりずっと精密な結果が出されました。昔受けた簡易式のものとは全然違っていたので驚きました。
関節痛:日常生活の質を左右する問題
関節痛、特に膝や腰の痛みは60代女性の多くが経験する悩みです。加齢による軟骨のすり減りや、長年の生活習慣の蓄積が原因となることが多いです。
入院で同室になった人は、腰の手術の人と膝の手術の人でした。60代と80代女性で、手術後もリハビリがあるし、私のように傷が治れば終わりではないのは大変だなと痛感しました。
関節痛を和らげる日常の工夫
体重管理の重要性
余分な体重は関節への負担を増やします。健康的な食事と適度な運動で適正体重を維持することが、関節痛予防の基本です。

…痛い痛い、耳が痛いー。
関節に優しい運動選び
水中ウォーキングやヨガなど、関節への負担が少ない運動を選びましょう。筋力を適度につけることで、関節を支える力が強くなります。
温熱療法と冷却療法
痛みの種類によって、温めたり冷やしたりすることで症状が和らぐことがあります。慢性的な痛みには温める、急性の痛みや炎症には冷やすのが一般的です。
心臓疾患:女性の死因の上位を占める重大リスク
女性は閉経後、エストロゲンの減少により心臓病のリスクが上昇します。実は心臓疾患は女性の主要な死因の一つであり、決して男性だけの病気ではありません。
心臓を守るためのポイント
血圧と脂質のコントロール
高血圧や高コレステロールは心臓病のリスク因子です。定期的な健康診断で数値をチェックし、必要に応じて医師の指導を受けましょう。
バランスの良い食事
塩分控えめで野菜や魚を多く含む食事は、心臓の健康に良いとされています。特に青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、心臓病予防に効果的です。
ストレス管理の重要性
長期的なストレスは心臓に負担をかけます。趣味や瞑想、深呼吸など、自分に合ったストレス解消法を見つけることが大切です。
尿失禁:隠れた悩みと対処法
尿失禁は多くの女性が経験しながらも、恥ずかしさから相談できない問題の一つです。特に出産経験のある女性や、閉経後のホルモン変化によって骨盤底筋が弱くなると発症しやすくなります。
尿失禁の対策
骨盤底筋トレーニング
骨盤底筋を鍛えることで、軽度から中等度の尿失禁は改善できることが多いです。医師や理学療法士の指導のもと、正しい方法で継続的に行うことが重要です。
生活習慣の見直し
カフェインやアルコールの過剰摂取は症状を悪化させることがあります。また、適切な水分摂取と排尿習慣の改善も効果的です。
専門医への相談
恥ずかしがらずに婦人科や泌尿器科を受診しましょう。症状によっては、薬物療法や手術など効果的な治療法があります。
ここ数か月泌尿器科に通院しています。夜間頻尿で行ったんですが、日中もトイレが近くなったと感じていました。薬は毎日夜に1錠だけ飲んでいますが、劇的に改善されて、早く泌尿器科へ行けばよかったと思いました。月に1度の通院なので、そこまで負担はありません。
自分で出来る健康管理
血圧計で計測することは、とても有効です。
若い頃より血圧が高くなっていませんか?高いままだと危険です。まずは自分の健康状態を把握することから始めてはいかがでしょうか。
私も最近購入しました。まめに測るとちょっとしたことで血圧って上がるんだなってわかります。入院時はなかなか血圧が下がらないこともあって、退院したらきちんと管理しようと購入しました。
毎日の日課となっています。

体の不調は気合では治りません!
昭和の時代、風邪?気合で治す、なんて言ってた職場のおじさま、いませんでした?笑
気合でなんかもう無理です。大人しく病院に行った方が早く快適を取り戻せます。