ただいま絶賛就活中の私ですが、以前短期でこんなパートを経験しました。
SPI試験の試験監督です。
イメージでは、不正がないかをチェックしながら歩く?他に軽い事務作業?くらいに思っていました。
実際は体力も気も使う、シニアには大変な仕事でした。さらに、その割に賃金が低く、正直「割に合わない…」と感じた部分もありました。
そんなSPI試験監督のリアルな体験談をお届けします!
試験監督の仕事ってどんなことをするの?
SPI試験監督の仕事は大きく分けて3つに分かれます。
① 試験前の準備
・受験者の受付対応(身分証や受験票の確認、ペンの貸し出し、ロッカーの案内)
・持ち込み禁止物のチェック
・座席への誘導
・試験のルール説明
この時点ですでにバタバタ。受験者の数が多いと席で待ってもらったり、受付対応だけで大混乱!
② 試験中の監督
・不正行為の監視(時々歩き回る)
・PCの不具合等や試験に対する受験者の質問対応
・退出者の対応
原則的に受験者と同じ部屋にいる職員は1名。なので正直「話しかけないでー」って思ってました。
「大文字が小文字に出来ない」くらいだったら私にも対応できるけど、大抵は速やかに職員に引き継いでました。制限時間があるので結構こういう対応でも緊張感が走ります。SPI試験は科目ごとに終了時間が異なり、受験者がバラバラのタイミングで退出するため、監督は常に気を張っている必要があります。
受験者の退出のタイミングを見て、受付にピンポン♪で知らせる(部屋では鳴らない。受付に音が鳴って知らされる)受験者が自分でドアを開けて退出すると後で注意されました。ドアを開けさせてはダメということでした。入室時もこちらが開ける(受験者からしたら自動ドア状態)
✅ 試験が終わりそうな人は、まず書類を集めたりもぞもぞする (ここでピンポンが最適)
✅ 立ち上がる (遅くてもここでピンポン)
✅ ドアに向かうので、先にドアに行って開ける
試験監督の現場は戦場!?バラバラな入場に振り回される
私が特に大変だと感じたのは、「受験者の入退場がバラバラだったこと」です。
SPI試験は、一斉に開始・終了するわけではなく、受験者によって試験の長さが異なります。そのため、
✅ ある人は30分で終了し退出
✅ 別の人は1時間後に退出
✅ その間もバラバラに入室
こんな感じで、試験中に何度も出入りが発生し、そのたびに試験監督が対応しなければなりません。これは想像以上にストレスでした…!
体力も気も使うのに、低賃金に泣いた…
試験監督の仕事は「座ってるだけ」と思われがちですが、実際は立ちっぱなし&歩き回りっぱなしです。時にダッシュもあります。
💦 長時間立ちっぱなしで足がパンパン
💦 受験者対応で気を遣い続ける
💦 受験者への説明がカミカミになってしまう
このように、思った以上に体力も気力も消耗しました。
そして、これだけ大変な思いをしたにも関わらず、報酬は驚くほど低い…。
SPI試験は四六時中行っているわけではありません。試験がなければ出勤の必要もないということで、週に3日だったり1日だったりで全然稼げませんでした。
この辺は、仕事に就く前の確認不足でした。
地味に嫌だったのがスーツ着用だったことです。
まとめ:試験監督は楽じゃない!
今回の経験を通じて、「試験監督の仕事は意外とハード」だと痛感しました。特に、
✅ 受験者の入退出管理が大変
✅ 立ちっぱなしで体力を使う 時々ダッシュもあり
✅ 給与が見合っていない 勤務体制が合わない
といった点がキツかったです。
もし「試験監督をやってみようかな?」と考えている人がいたら、ぜひこのリアルな体験談を参考にしてみてください!
同年代と思われる人が(もっと先輩かも)生き生きと楽しそうに働いていたので、合う人には楽しい仕事かもしれません。
個人的には…もうやりたくないかも(笑)
それでも、試験監督の仕事を通じて学んだこともありました。規律を守る大切さや、冷静に対応する力など、他の仕事にも活かせそうな経験ができたのは良かったと思います。
あっ、ワタクシはこの仕事に就くまではSPI試験?ナニそれ??状態でした( ;∀;)
以上、SPI試験監督の体験談でした!